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一般歯科

ビスフォスフォネート系製剤(BP製剤)と抜歯の注意

ビスフォスフォネート系製剤とは

ビスフォスフォネート系製剤(以下BP製剤)は、骨粗しょう症やがんの骨転移などに対し非常に有効なため、多くの方々に使用されています。
しかし、近年、BP製剤使用経験のある方が抜歯などの顎骨に刺激が加わる治療を受けると顎骨壊死が発症する場合があることが分かってきました。
顎骨壊死を発症すると治癒が困難なため、受診の際は必ずお薬手帳をご持参ください。

国内で使用されている注意すべき代表的なBP系薬剤一覧

飲み薬
アクトネル、リカルボン など
注射剤ボナロン、ボンビバ、ソレドロン酸 など

一般歯科について

一般歯科について
むし歯の治療や、歯周病の治療、歯の根の治療などをさします。むし歯の治療にはむし歯の程度、範囲によって白い樹脂系の詰め物で対処する場合と、歯の型をとって金属を詰める処置などがあります。むし歯の程度が深く、神経まで達してしまったり、すでに神経が死んでしまっている場合には、歯の根を掃除し密閉する処置治療が必要になります。
歯周病の原因は、大半が口の中にいる細菌の固まりである歯石です。まずはこの歯石を取り除く事から始めて、歯肉を引き締める処置をします。

むし歯の原因と進行・治療の内容

むし歯は細菌が出す酸によって歯の一番かたいエナメル質を溶かしてしまうことからはじまります。そのあとエナメル質よりもやわらかい象牙質、歯髄へと進行します。このころになると歯が痛みだします。むし歯とは口の中の細菌が出す酸が歯を溶かしてしまうおそろしい病変のことです。

CO

初期むし歯とも呼ばれます。歯の表面が白くにごってくすんで見える状態です。まだ元の健康な歯に戻る可能性がありますが、放っておくとむし歯に進行してしまいます。

【治療】
ブラッシング指導
シーラント
フッ素
CO

C1

歯の表面をおおっているエナメル質が脱灰(歯が溶ける)している状態です。痛みはあまり感じませんが、歯の表面が白くにごっていたり、茶色などに着色してザラついていたりします。

【治療】
シーラント
詰める
サホライド(虫歯の進行を止めるフッ素)
C1

C2

象牙質の層にまで進んで穴があいている中等度のむし歯です。冷たいものを食べたり飲んだりすると歯がしみます。

【治療】
詰める
小さい銀歯
C2

C3

むし歯が大きな穴になって象牙質のすべてに及び、歯髄(神経)まで達したむし歯です。炎症を起こしたりすると、とてもはげしい痛みをともないます。
【治療】
神経を取って銀歯か白歯を被せる
C3

C4

歯がくずれて根っこだけが残ってしまった状態です。このままにしておくと歯髄が腐敗してしまい、炎症がまわりに広がっていきます。

【治療】
根っこの消毒をして銀歯か白歯を被せるか、状態によっては、歯を抜きます
C4

歯周病について

歯周病の進行・治療の内容

歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている「歯周病菌(細菌)」に感染し、歯を失ってしまうもっとも大きな原因の歯の周りの病気の総称です。

初期症状はほとんど無く中等度以上に病状が進むにつれて歯肉からの出血や口臭などが気になり、最終的には抜けてしまいます。

最近では、歯周病は心臓病、肺炎などの全身の病気にも影響するといわれています。風邪のように自然治癒することはないので、疑いがある場合は、お気軽にご相談ください。

進行度1 歯ぐきがはれ、出血する

歯肉(歯ぐき)が赤く腫れ上がり、歯を磨いたりリンゴなどをかじったりすると出血します。

【治療】
ブラッシング指導
歯石取り
進行度★☆☆☆歯ぐきがはれ、出血する

進行度2 口臭を感じるようになる

ポケット(歯肉と歯の間のすき間)が広くなり、そこから出血したり膿が出たりして口臭を感じる場合があります。

【治療】
歯石取り
麻酔して汚れた歯肉を取る
進行度★★☆☆口臭を感じるようになる

進行度3 歯がぐらついてくる

ポケットでの炎症が慢性化し、歯根膜、歯槽骨が先端部より溶けてきます。口臭もあり歯が浮いた感じがします。

【治療】
歯石取り
麻酔して汚れた歯肉を取る
歯を抜きます
進行度★★★☆歯がぐらついてくる

進行度4 硬いものが食べられなくなる

歯根を支えている歯槽骨がほとんど溶けてしまいます。歯根が露出し、歯のぐらつきがひどくなります。硬いものは食べられません。

【治療】
歯を抜きます
進行度★★★★硬いものが食べられなくなる

知覚過敏症とは?

知覚過敏症について
歯がしみるのは、虫歯だけではありません!
どちらか、片方だけで、噛んでませんか?
ゴシゴシ磨いてませんか?

むし歯や歯の神経の炎症がないにもかかわらず、冷たい食べ物や飲み物、甘いものを口にしたり、歯ブラシの毛先が当たったりしたときに、歯がしみたり痛んだりする症状が出ますので、気になる場合は、当院にご相談ください。

顎関節症とは?

顎関節症とは
硬いものを食べている時、顎のだるさを感じたり、疲れたりすることはありませんか?そのだるさがひどくなって、顎を動かす時痛みを感じるようになったり、口が途中までしか開けられなくなることがあるかと思います。この状態をそのままにしていると「口をあけようとすると痛い」「顎を動かす時カクンカクンと音がする」「あまり大きく口があかない」といった症状が固定してしまいます。原因はいくつかあり状態も異なりますがこのような症状をまとめて顎関節症と呼んでいます。
顎関節症は、子供~高齢者まで幅広くみられる病気ですが、特に20~30代の女性に多く見受けられます。顎関節症が原因で、肩こりなど、さまざまな体の不調につながっていくこともありますので、症状が悪化する前に一度、ご相談ください。

歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)について

サンプル画像
歯には食べる、発音するという役割の他にも歯ぎしりをすることにより精神的なストレスを発散しているといわれています。
しかし過度の歯ぎしりや食いしばりは、歯自体をすり減らしたり、割れてしまったり、歯ぐきや歯を支える骨に影響することにより、歯を失う原因にもなりかねません。
また、日中だけでなく睡眠中にも無意識のうちに歯を食いしばってしまうこともあるので自覚症状が無い方もいます。

歯ぎしりや歯の食いしばりの原因

歯ぎしりや歯の食いしばりの原因は大きく分けて3つがあります。

1)ストレス
多くの方はストレスが原因です。
2)噛み合わせ
咬み合わせの異常や顎の変位、歯の治療の詰め物の高さが合っていない事などがあります。
3)習慣
瞬発的に力を出すような職業や運動を行う方(スポーツ選手等)の場合があります。

ナイトガード

睡眠中の歯ぎしりには、ナイトガードというマウスピースを装着することで上下の歯が当たらないようにして防止する方法があります。歯や顎にかかる圧力を減らして、歯のすり減りを食い止めて、詰め物が取れるリスクを減らすこともできます。

歯ぎしりチェック項目


日中、集中している時に歯を食いしばっている事がある
歯ぎしりしていると言われた事がある
下の歯の内側や上の歯の頬側、上顎の真ん中に骨のコブがある
詰め物がよく取れたり、割れたりする
朝起きた時に顎や頬の筋肉がこっている事がある
知覚過敏の歯が多い

思い当たる方は一度ご来院下さい。

上顎洞炎(副鼻腔炎・蓄膿症)とは?

階段や、段差、走った時などに上の奥歯に鈍痛が出たり、頬のあたりを押すと痛みがある時、鼻づまりはありませんか?このような場合は、上顎洞炎(副鼻腔炎・蓄膿症)が疑われますので、お気軽にご相談ください。

ドライマウスとは?

健康な口腔内とは、1日1.5リットルほどの唾液が分泌され、口の中を潤しています。唾液には「お口の中の洗浄」「粘膜の保護」「抗菌作用」「免疫作用」「お口を中性に保つ作用」「食べ物を消化する作用」「初期虫歯を修復する作用」というような多くの大事な働きがあります。
ドライマウス(口腔乾燥症)とは、さまざまな原因で大切な役割を果たす唾液が減少・欠乏する症状のことです。

ドライマウスが引き起すリスク

  • 口臭がひどくなる
  • 虫歯や歯周病になりやすくなる
  • 食べ物が飲み込みづらくなる
  • 総入れ歯が外れやすくなる

ドライマウスの原因

● 口呼吸
コロナ禍によりマスク着用の日常になり、知らず知らずのうちに口呼吸になっています。また、上顎洞炎(副鼻腔炎・蓄膿症)やアレルギー性鼻炎による鼻づまりで、口で呼吸する事が多いと乾燥の原因になります。
● 薬の副作用
抗うつ剤や鎮痛剤、抗ヒスタミン薬など、薬の中には副作用として「口が乾燥する」という症状を起こすことがあります。
● 口腔周辺の筋力の低下
年齢とともに口や顎の筋力が低下や萎縮がおこり唾液の分泌量が低下します。
● 疾患の影響
糖尿病、シェーグレン症候群、など何らかの疾患の症状が原因の場合もあります。

治療について

歯並びの問題で口が閉まりにくい場合(出っ歯や開咬)は、矯正治療で歯並びを改善し治療が出来ますが、薬の副作用や疾患の影響などが原因の場合は他の診療科との連携が必要になることもあります。
ドライマウスでお悩みの方は一度お気軽にご相談下さい。

舌痛症とは?

サンプル画像
舌痛症とは、口腔内に炎症や潰瘍など異常が見当たらない状態でも舌に痛み(ヒリヒリ、カーッとした痛みまたはピリピリした不快な異常感覚)を感じる症状で、歯科や口腔外科、耳鼻科、内科、消化器科などいろいろな科を受診されても、外見上異常が見つからないため、「気のせいです」などと言われて適切な対処が受けられず、苦しみ続けてしまう場合があります。

治療について

原因が解っていない疾患で根本的な治療法はまだ確立されておらず、精神的な疾患との関連性が考えられるためストレスのかからない暮らしを心掛ける事が大切です。
舌の粘膜の病変が認められない場合は精神的要因が考えられますので、下記の神経内科へ紹介することがあります。

ヤニ・茶渋除去について

ヤニ・茶渋除去について
茶渋やタバコのヤニなど気になりませんか?
歯の表面の紅茶やコーヒーなどによる色素沈着や、タバコによるいわゆるステインは、日常のブラッシングではなかなか落とせません。
当院ではエアフローという機器を使い、口内のステインを落としていきます。歯に超微細なパウダーをウォータースプレーとともに射出することで、ステインを歯の表面を傷つけることなく短時間で落とします。

入れ歯について

入れ歯について
入れ歯は決して見た目だけのためのものではありません。せっかく入れ歯を入れても、かみ合わせが合わず、食べ物がきちんと噛めないばかりではなく、肩こりや頭痛に悩まされることがあります。また、入れ歯がフィットせず、入れ歯がすぐ取れてしまったり、歯茎が痛いなどさまざまです。

入れ歯とブリッジの違い

入れ歯

入れ歯

抜けたり、欠けたりした歯の補いに、人工の歯を入れることです。

【メリット】
保険が適応される。
ほとんど歯を削らなくて済む。

【デメリット】
装着の違和感がある場合もある。

ブリッジ

ブリッジ

歯がなくなったところを埋めるために、隣の歯を削って橋渡しした差し歯のことです。

【メリット】
差し歯なので違和感が少ない。
入れ歯と違って着脱しない。
自分の歯の根を使うので感覚も自分の歯に近い。

【デメリット】
歯をかなり削る必要があります。

入れ歯の製作について

  • 総入れ歯は、完成まで5回~6回で、期間は、約1か月程度掛かります。ただし、その後の調整に数回掛かる可能性があります。
  • 部分入れ歯は、簡単なケースは、10日間程度で出来る場合もございますが、基本的に4回程度掛かります。
  • ただし、歯を抜いてから入れ歯を製作する場合は、抜いた後の傷が治ってからの型取りになりますので、さらに期間が掛かる場合があります。

親知らずついて

親知らずついて
親知らずによって体や口の中に出る悪影響が最も大きいのは、下あごの親知らずが真横を向いて埋まっているときです。真横に向かって生えている親知らずは汚れが溜まりやすく、腫れやすいです。

また、斜めを向いて親知らずの先端が少しだけ顔を出している場合などは、隣の歯に接触している部分に汚れがたまりやすく清掃も困難なため、高確率でむし歯になってしまいます。その場合は、隣の7番目の歯の隣接面もむし歯になる可能性が高いので注意が必要です。

親知らずの世間一般の常識

よく、「親知らずを抜くと、痛い!!」と思っている方がほとんどですが、実際は麻酔をしての治療です。仮に抜いている途中、痛みを感じた場合は、麻酔を追加して出来る限り痛みが無いように行います。

また、抜歯が難しいのは、下あごの横たわっている歯の場合であって、上あごの親知らずに関しては、普通に生えていることがほとんどです。もし、親知らずについてお悩みでしたら、一度ご相談ください。