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小児歯科

小児歯科とは

小児歯科とは
成長発育の途中にある子どもにとって、丈夫で健康な歯でおいしく食事をするという行為は、大人と比べてとても重要です。むし歯が右側奥歯にできると、食べ物がはさまってしまったりして痛むため、大人でも子どもでも本能的にむし歯と反対側の左側ばかりで食事をするようになります。これが小さな子どもで習慣づいてくると、数年後には筋肉、顔面組織の非対称成長から来る、顔の真ん中の線のずれ、顔の輪郭の変形、さらにこれが全身面へ波及し、背骨の歪みまで影響することがあります。

子供たちのむし歯について、保護者の皆様に伝えたいこと

  1. 虫歯は、決して自然に治ることはありません。
  2. 虫歯の原因は、砂糖です。
  3. 子供たちの虫歯は、保護者の責任です。
  4. 小学3年生までは、ねる前に必ず仕上げ磨きをして下さい。
  5. 歯ブラシは、毛先が開いてくる頃(約3か月)交換しましょう。
  6. 糸ようじ(フロス)を使いこなせるようにしましょう。
  7. 「磨いている」と「磨けている」は違います。
  8. 乳歯はそのうち抜けるから、虫歯は治さなくてもいい?と聞かれることがありますが、乳歯の虫歯を放置しておくと、隣に生えてきた永久歯が虫歯になったり、永久歯の歯並びが悪くなる可能性があります。
  9. 永久歯は、2度と生え変わりません。
  10. 医学の進歩により、平均寿命が延びてきています。年老いても自分の歯で噛めるよう、歯を大切にし、自分の歯は自分で守りましょう

サホライド塗布

サホライド
サホライドはフッ化ジアンミン銀が主成分(フッ化物イオン濃度約55000ppmで歯質の強化、虫歯になった部位にのみ銀イオンが吸着し、虫歯の進行を抑える)で殺菌作用と虫歯抑制作用を持つ薬剤です。乳歯を削って治療することがまだ困難な場合や、予防処置、虫歯治療を極端に怖がるお子さんの虫歯の抑制に有効です。
副作用としては、銀イオンが虫歯の部位に付着して酸化するため、虫歯だった部分が黒くなりますので、永久歯の前歯には使いません。

むし歯にさせないための治療とは?

むし歯に強い歯をつくるフッ素

むし歯に強い歯をつくるフッ素
フッ素は歯を強くする成分で、むし歯に対して抵抗力の弱い乳歯などをむし歯から守る薬剤です。初期のむし歯を修復する効果や歯垢の中にあるむし歯菌の働きも抑える効果もありますので、幼児期のむし歯予防には効果的です。フッ素は「フッ素入り歯磨き粉」・「フッ素のうがい薬」などがありますが、歯科医師による歯面へ直接のフッ素塗布がより効果的です。

歯を削ることなく予防できるシーラント

歯を削ることなく予防できるシーラント
奥歯の噛む面には溝があり、むし歯が出来やすいところです。ここにシールをしてむし歯を予防する方法がシーラントです。シーラントは歯を削ることがないので痛みはありません。ただし、シーラントは患者さんの虫歯リスクが高い状態であると歯科医師が判断した場合に行うものであって、保護者がシーラントを希望されても、虫歯リスクの低い状態では行いません。また、シーラントは、歯と歯の間はシーラントできませんので、必ずしもむし歯が出来ないというものでもありません。

キシリトール(代用糖)とは?

スクロース(砂糖)は、甘味がありエネルギー源として吸収されまた、むし歯の原因となることで知られている調味料ですが、スクロースの替わりに用いる甘味物質を「代用糖」といいます。虫歯予防の観点から、最近はガム等の代用糖でキシリトールが用いられることが多くあります。
キシリトールとはスクロース(砂糖)とほぼ同じ甘さで、カロリーは25%低くむし歯菌に代謝されないため、むし歯の原因になりません。血糖値を上げないため、糖尿病の方も安心して摂取できることも特徴です。

キシリトールガムについて

キシリトールガムについて
歯医者で販売されているキシリトールガムは市販の物と何が違うの?と思う方が多いかもしれません。
大きく違うのはキシリトールの含有量です。
市販のキシリトールガムは約50%に対し、歯科専用のキシリトールガムは100%配合です!
つまり市販のキシリトールガムは他の糖分が含まれているんです!

当院ではキシリトールのガムの販売も行っております。
詳しくは当院スタッフまでお気軽にお声がけ下さい。

産まれる前からのむし歯予防 ~100%キシトールガムがカギ~

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中に虫歯菌はありません。虫歯は、虫歯菌の感染と、食事や歯磨きなど生活習慣が絡み合って発症します。虫歯は感染症でありながら、生活習慣病でもあります。子どもの虫歯予防は虫歯菌の感染予防から始まり、感染源となる可能性が高いのが一緒に生活している家族(特に母親)。食べ物を噛んで与えたり、スプーン、コップなどを共有したりして感染させてしまいます。
このため、
  1. 家族の虫歯菌を減らす
  2. スプーンなどを共有しない
  3. 砂糖を控える
しかし、これらを実践することは、なかなか難しいと思います。
そこで、カギを握るのは、100%キシリトールガムです。母親がキシリトール入りのガムを習慣的に噛むと、自身の虫歯菌が減り、赤ちゃんは虫歯菌に感染しにくくなります。しかし、母親だけではなく家族全員が感染源になり得ますので、産まれる前からの虫歯予防とは、家族一人一人が自分の口の健康を目指すことから始めることです。   
虫歯予防を簡単に継続するための補助として100%キシリトールガムの活用をお勧めします。虫歯予防として有効なのは1日3回以上(1回2粒)噛むことです。